新入社員採用についてまとめました。こちらのページに書いてある内容を参考にしていただければと思います。「なぜ新入社員を採用するのか」、「採用方針」などをわかりやすくまとめたページとなっています。 入社後のステップアップ、先輩社員へのインタビューも掲載中です。
今年の採用事項についての詳細をご案内しています。 弊社では新入社員は大きく分けて2つの職場に分けて配属されます。「生鮮・惣菜」もしくは「レジ」部門となります。どちらを希望するかよく検討の上、応募ください。もちろん、途中から配属先の変更を希望することも可能です。
なぜ、新入社員を募集しているのかその理由をご説明します。 その前に当店の創業からの考え方、今挑戦していることなどを説明させていただきます。
1978年(昭和33年)に八百屋さんとしてこの場所で開業しました。当時の売場面積はおよそ30平方メートル。 近所にお住まいのお客様へ少しでもお役に立てればと、仕入、販売、ご用聞き、配達とすべてを一生懸命に取り組んできました。この気持ちはいまも当社に引き継がれています。
大手スーパーマーケットのように何十店舗も展開しているスーパーマーケットと違い、 ここに1店舗しかない我々にとっては、自分で仕入、自分で販売することが当たり前となっています。 ご来店されるお客様の近くで仕事しているからこそ、お客様のご要望に素早く応えられる メリットがあります。 しかし、逆にこれがデメリットとなってしまう場合もあることに気づきました。 他店との情報交換がしづらい我々は、自分の勝手な思い込みによる品揃えになりがちです。 その結果、売上が減少してお客様のご要望に応えられないことがよくありました。そこでここ数年にわたり我々がトライしているのは、単品データによる販売検証です。担当者の思い込みによる販売実績が本当に正しいのかをデータを見ながら常に検証し次の販売機会に活かしています。
データ検証しながら、「これはもっと売れるはずだ」、「この商品はここを改善すればもっと売れる」という仮説をたてます。そして仮説にしたがって「自分で商品をさがし、自分で販売」します。全部自分ですることは大変ですが、想定以上に売れたときの喜びこそ創業以来かわらない当社で働くことの醍醐味だと思っています。この気持ちを働いている方全員と共有できるように今日も 一生懸命取り組んでいます。もちろん、会社も全力でサポートします。過去の販売データや販売経験、そして売り場権限などさまざまなツールを使用して仮説の検証をおこないます。
「より地域の皆様に貢献したい」、「もっと多くのお客様のお役に立ちたい」 常々そう思っています。 しかし、現状ではまだまだそこまでの力が備わっていません。規模を拡大するはより多くの仲間が必要です。 そこでここ数年継続して新卒採用を行なってきました。 我々の思いに共感してもらえる新しい仲間を1人ずつでも着実に増やしていきたいと思っています。 これがキタムラが新入社員を求人している理由です。
弊社新入社員を採用するにあたってどういった点を重視してい るかをご案内しています。「基礎となる考え方」と仕事をする上 で大事なマインドについて共通の認識を持っていただければと思っています。
「みんな仲良く」、「まじめにやりな」創業より言い伝えられてきたこの言葉に当社の考え方全てが凝縮されています。 「みんな仲良く」とは慣れ合いになることではありません。相手を人として尊重し、でも自分の意見も述べる。仕事という共通した目標にむかって、表面上のなかよしではなく本当のなかよしになろうという意味です。「まじめにやりな」とはこの言葉どおりです。「決めたらすぐに実行する」、「あきらめずに物事をやり通す」、「皆で助けあう。」です。 たとえ結果がでなくてもあきらめない。 これが当社の基本となる考え方です。
「仕事は楽しくやろう」というのが当社の合言葉です。 これが簡単なようで実はすごく難しいんです。 初めは戸惑う仕事内容も慣れてくると単調に感じてしまいます。そして楽しくなくなります。そんなときに必要になってくるのが向上心です。「昨日よりも今日」、「今日よりも明日」。 常に目標をもつことが「仕事を楽しくやる」大事な条件となってきます。
採用はこの2点の考え方に協調できるかに重点をおいています。 設定した目標にむかって努力し、達成できたときの喜びに共感できる方を当社は求めています。
新入社員が入社してからの1年間の仕事内容について説明します。主に生鮮とレジについての作業内容を3ヶ月毎に区切ってご案内しております。最も大事なことはモチベーションです。
まずは商品名を覚えることからはじまります。具体的には商品に値段をつける作業をすることで、商品名を覚えることになります。あわせて、簡単な商品化の作業を覚えていき、徐々に仕事に、会社に、そして社会に慣れていきます。
ある程度、慣れてきたところで少し難易度の高い商品化の作業へと移行していきます。1つの作業はそれほど量は多くありませんので、毎日少しずつ目標をもって作業を行うことが大事です。
商品化の作業は継続して行っていますが、それ以外のことも除々に学んでいきます。 まずは、仕入のことを学びます。「この商品はどこから仕入れたのか?」、「取引先はどんな会社か?」などを知ることからはじまり、その商品の生産方法や代表的な産地、メーカーはどこかなどを学んでいきます。まだまだできない仕事はたくさんありますがあせあず着実にこなしてください。 大人になってから見る市場は全然違うものに見えます。
仕入、販売、棚卸、粗利などより専門的な知識を身につけていきます。市場動向、他店調査、販売計画などの重要性について学んでいき今後に活かします。季節と連動して扱う商品が変動します。それに伴い作業も変化します。 まだまだできない仕事もありますが、ここを超えてやっと1周目ということなので実際に慣れてくるにはこの後からとなります。
商品知識について学んでいただきます。といっても担当者レベルの知識は必要ありません。まずは取扱商品の種類、売場配置、専門用語などを学んでいきます。
レジ操作を覚えます。今はずいぶん簡単になりましたので操作自体はすぐに覚えられます。 生鮮同様、商品名もあわせて覚えていきます。たくさんあって大変そうに見えますが、 実際にはほとんどの方がすぐに覚えてしまいます。
接客方法、トラブルケースなどを学んでいきます。 レジはお客様と直接接するので対応が難しい時もありますが、「心がけ」さえしっかりしていればほとんどのケースは対応可能です。その「心がけ」についてゆっくりと学んでいきます。
ほぼ基礎的なことをマスターしたら次のステップはスピードです。ただスピードを上げるのではなく、お客様に雑と思われないようにスピードを上げるにはある程度の経験と工夫が必要です。これまでの経験と工夫を共有して、さらにどうしたらレベルを上げていけるかを学んでいきます。
入社後のキャリアアップについて説明しています。他のスーパーに 比べるとペースは遅めですがその分、専門的な知識や技術を身につけることができます。
担当としてお仕事をします。その部門の基礎的な内容をすべて把握する期間となります。さらに狭い範囲で任されるようになり、発注や販売計画などを行う場合もあります。
サブチーフとしてお仕事をします。チーフがお休みの時などに代理として部門を運営していきます。技術的な作業はほぼできる方が1つの目安となります。部門全体の販売計画や取引先との交渉なども順次行っていきます。
チーフとしてお仕事します。部門全体のマネジメントを行います。売上や売場、商品の管理が主な仕事となってきます。部下の休日をコントロールするのも大事な仕事の1つです。最も難しい仕事「販売計画」という作業を行っていきます。
コミュニケーションはお仕事をしていく上で大事なことです。 難しい面もありますが、会社も全力でサポートしています。仲間がいれば仕事がより一層楽しくなります。まずは簡単な挨拶から始めてみましょう。
1人でやる仕事はどんなに頑張っても1人分です。ですがそれを仲間同士協力し合えると、ものすごい効果を発揮します。 ここでは、スーパーキタムラが実際に行っているコニュニケーション強化方法をご案内します。
もうスーパーキタムラの恒例行事と言っても過言ではありません。 入ってくる新入社員よりも緊張している先輩社員が見れます。(残念ながらほとんどの新入社員の方は他の方を 気にする余裕がないのですが)「歓迎会に出す料理」、「司会・進行」などを先輩社員と一緒に相談しながら決めていきます。 合言葉は「去年よりも」です。前例にとらわれないいつも新しいことにチャレンジすることをみんなで学んでいきます。
25歳以下の社員限定で、山中湖保養所に1泊2日にて実施します。 ただ、山中湖に行くだけではなくそのための準備としてさまざまなことをしていただきます。「当日の天候・気温の予測」から「食事について」までそれぞれに出された課題をこなしながら チームで仕事をする難しさを学びます。学校で行く「修学旅行」や友達といく「旅行」とは違う「難しさ」と「楽しさ」が待っています。
先輩社員へインタビューしました。モチベーションが高く、責任感も強くて優しい菊地さんです。なんといっても担当するお魚が好きだって ことが一番だと思います。「好きなことを仕事にする」って素晴らしい ことだということを証明してくれています。
高校生のころは大手スーパーマーケットにてアルバイトをしていました。 就職については、特に希望した業種がなくどうしたらいいか悩んでいました。 ある日、たまたま見た求人に「スーパーキタムラ」があり書いてある内容に興味を持ち見学を申し込みました。 緊張しながら見学しに来たのを今も覚えています。 売場の説明を受けていると、そこには従業員がお客様に親切にある商品についてお話されていました。「これはおいしいの?」 「はい。今度新しく作った新商品ですよ!」 その光景をみて私はここに就職しようと決めました。 アルバイトをしていた大手スーパーでは、お客様と従業員が接する機会が少ないと感じていました。 お客様は忙しそうに商品を買い求め、従業員は商品を売場に並べるのに一生懸命でした。そんな中でアルバイトをしていて、自分ではなんとなく物足りなさを感じていました。しかし、何が物足りないかははっきりとしませんでした。 ところが、キタムラで見たその光景で自分が持っていた疑問がわかりました。そしてこれこそが自分がしたかったことなんだと強く思いここに就職しようと決めました。
希望する部門についてはとくにスーパーマーケットについて詳しくはなかったので、とりあえずアルバイトで慣れている飲料部門を希望しました。しかし実際には鮮魚部門に配属と聞かされどちらかというと期待よりも不安のほうが大きかったのを覚えています。「自分にできるのかな?」、「みんなに迷惑かけないかな?」といった予想は的中し配属後半年間は怒られっぱなしでした。チーフ以下鮮魚のみなさんは仕事面ではとても厳しく、僕自信がなれないせいもあって失敗の連続でした。学校では、入学当初は相手のことがわからず友達になるまではどこかぎこちなくて、お互い遠慮しながら少しずつ慣れていく。そして相手のことがある程度理解できると友達になったりグループを作るようにしてました。ところが仕事は学校と違い同じ目的をもって全員で行動しています。さらに「鮮度が命」の鮮魚ですから、仕入れた商品を素早く売場に出さなければならない。そんな環境では、学校と違い「遠慮しながら少しずつ」というものがなかったんですね。入ったばっかりは戸惑い苦しんだりもしていましたが、 仕事が終わるとみなさん優しくしてくれて、「あーこれがこの人の本当の姿なんだな」ってわかるようになってきてだんだんと楽しくなってきました。
僕はいま塩干(干物・魚卵・しらすなど総称)の商品をトレーにいれてラップしたり、売場に陳列しています。 まだまだ、わからないことは多く迷惑をかけてばかりいますが、入社した当初よりもやる気はあります。 というのも、入社した時からいろいろおせわになったチーフがご家庭の事情で退職され、それまでチーフと2人でやってきた塩干の作業についてある程度理解しているのが自分1人だけとなりました。新しく選任されたチーフに「いままでこうしてました」とかいろいろ説明しているうちに、「自分がやらなくちゃ」という気持ちなりやる気がより一層強くなりました。いまは、どうしたらよりお客様に買っていただけるかを考えるのが楽しみです。「たらこと明太子は同じ列に並べたほうがいいかな?」とか「きれいに盛り付けよう」とか毎日考えてますよ。キタムラはここに1店舗しかなくて本部もありません。だからすべて自分たちで考えなければなりません。大変かもしれないけどアルバイトをしていた大手スーパーマーケットよりはやりがいがあると思っています。
入社したての去年のいまごろと比較すれば当たり前ですがかなりステップアップしていると自分でも思います。魚の名前、食べ方もだいぶ覚えてきました。おかげさまでいまは塩鮭も任されて自分で切っています。これから先の1年は切れる魚の種類を増やしていきたいと思っています。全部は無理ですが少しずつ着実にやっていければと思います。そのためには、今の作業を早く終わらせて自分に余裕を作ることが大事だと思っています。余裕がなければ周りは教えてくれませんからね。さらに2年先には他の方が休みの時に代わりにまな板の前にたって任されるようになりたいですね。朝から晩まで包丁をもって魚を切ることが今の僕の夢です。
簡単にあきらめないでほしいです。僕もまだ自信がなくて直接は偉そうなことは言えませんが、 これまで入ってきた新入社員にはそういう気持ちで接しています。先ほどもお話ししたとおり僕も入社してから半年ぐらいはつらくて苦しい時期がありました。でもそれは自分で勝手に辛くしていたんだと今では思っています。積極的にコミュニケーションをとって相手のことを理解すればそんなに苦しまなくてもよかったんだと思っています。たしかに働いていれば嫌なこともたくさんあります。1人で悩んで結論が出ないときは周りに相談してみるのも1つの方法です。もちろん僕も喜んで相談に乗りますよ。あとはやっぱり仕事を好きになってほしいですね。好きにならないと一生懸命になれないし、ただやっているだけでは楽しくもありません。どうせしなければならない仕事なら誰だって楽しくしたいですよね。そのためにはやっぱりその仕事が好きにならないと。 まだまだ不景気で就活も厳しいと聞いています。だからこそ自分にあった会社を選んで、入れさせてもらえたらがんばって続けて欲しいと思います。「新入社員」という称号は一生に1回しかありません。それなのに簡単に諦めてその称号を自分から捨ててしまうのはもったいないと思います。一緒にがんばって働ける仲間に来年も会えるといいですね。いまから楽しみにしています。
2018年10月現在も菊地さんは在職しています。今は鮮魚チーフとして鮮魚部門を仕切っています。 彼のますますの活躍を期待せずにはいられません。
2009年以降入社した新入社員の採用実績と今も一緒に働いている人の数を表にまとめました。出身別高校もあわせてご紹介中。今いる人はみんな優しい人ばかりです。
年 | 採用者数 | 在籍者数 |
---|---|---|
2018年 | 1 | 0 |
2019年 | 0 | 0 |
2020年 | 0 | 0 |
2021年 | 1 | 0 |
2022年 | 4 | 3 |
2023年 | 0 | 0 |
面接から採用までのスケジュールについてご案内しています。 まずは職場見学から始まります。従業員一同みなさんの見学を心からお待ちしています。